久々に帰省した話

 自分の出演するテレビ番組の放映と、学園祭が新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止になったことが重なり、急遽実家へ帰ることになった。

 久方振りに帰る実家。普段自分が嫌々やるようなこと、例えば食器洗いや洗濯、風呂掃除やご飯の用意など全部親がやってくれるためとても過ごしやすい。それと同時に、これまでそんな大変なことを一手に引き受けてきた母への尊崇の念を覚えるものだ。

 そして、実家に帰ると僕が普段しているような"自堕落な生活"は断じて許されないが故に生活リズムがかなり改善される。朝は延々とシリアルを食べ続けるのではなくちゃんとした料理が出てくるし、22時頃には寝るよう促される(尤も、この時間には寝付けないのだが)。おかげさまで体調が良くなった。

 

 帰省をすると、大概父方・母方の祖父母の家へ挨拶へ行く。そして毎度の如く聞かれるのが、「彼女はできたか?」である。

 この質問への答えについては言及を差し控えるが、友人達も同様の質問を祖父母や親類からなされている旨を聞く限り、大学生の恋愛に対する関心は高いということが窺える。

 

 コロナの影響でこれまでのように東海や水泳部の友人達を大人数集めて食事会、ということは出来なくなっているが、また帰省した時にはぜひ一緒に遊んで頂けると嬉しい。